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【体験レポート】夏りんご狩り体験〜なすのさんちのりんごの木オーナーイベント

長野県安曇野市で減農薬りんご栽培を行うなすのさんちの「りんごの木オーナーイベント」に参加してきました。9月13日に開催された「夏りんご狩り会/お楽しみ会」の模様をお伝えします!

今回のイベントは、早生品種「シナノドルチェ」の収穫体験と、農園の生態系調査を兼ねた昆虫採集大会が組み合わさったユニークな内容でした。私は神奈川県茅ヶ崎市から数家族で参加しましたが、参加者の多くはりんごの木の実物を見るのも初めてという方たちでした。

夏りんご「しなのドルチェ」狩り

「もっと大きな木だと思ってた!」

これが参加者全員の共通した感想でした。確かに絵本やゲームの中で見るりんごの木って、緑でふさふさした大木に赤い実がたくさん実っているイメージですよね。でも実際のりんごの木は想像とは随分違っていたんです。

参加者の皆さんは普段から不耕起栽培の農家コミュニティに参加しているメンバーなので、草と虫たちに恵まれた環境は見慣れているはず。それでも安曇野の澄んだ空気と、りんごの木に囲まれた特別な環境には、隠しきれない感動を見せていました。

自分好みのりんごを探して

那須野さんから、しなのドルチェと他の品種の違いや収穫のコツについて丁寧な説明をいただいて、いざ収穫開始!

熟し方(色づき具合)やサイズの違いによって、味や食感に驚くほどの差があることを実際に体験しながら、それぞれが自分好みの状態のりんごを探していきます。気に入ったりんごを見つけたら、家族や友人、ご近所さんにお裾分けするときの説明もシミュレーションしながらお土産分を収穫しました。

減農薬だから、自然栽培だから…理由は色々あるのかもしれないけれど、何より目の前のりんごのかわいらしさ、美味しさが圧倒的で、皆さん時間を忘れて夢中になってしまいました。

大人も夢中になる昆虫採集大会

ある程度収穫を終えたら、今度は昆虫採集大会の始まり。網とかごを手に、園内でしゃがみ込んだりキョロキョロしたりし始める大人たち。りんご収穫と同じくらいに真剣で、夢中になっている様子が本当に微笑ましかったです。

面白いのは、すでに1時間以上もりんご畑にいたのに気づかなかった虫たちに、いざしゃがみ込んで探し始めるとたくさん出会えること。終了の合図をもらっても、まだまだ未練たらたらでした。

生態調査と採点タイム

那須野さんが採取された昆虫の種類を見極めて、記録して、採点していく様子をみんなで見守ります。スマホで写真を撮ったりしながら進めていく中で、時折聞こえる那須野さんの感嘆の声に「何か珍しい昆虫を見つけたのかな…?」とこちらもドキドキ。

そして結果は…なんと茅ヶ崎から参加したメンバーが昆虫採集大会の1位〜3位を独占してしまいました!普段から不耕起栽培の環境に親しんでいる「虫慣れ」が功を奏したのかもしれませんね。

秋への期待が止まらない

予定時間を大幅にオーバーして楽しみすぎた夏りんご収穫と昆虫採集大会。参加者の皆さんはもう秋の収穫祭が待ちきれない状態になってしまいました。

自然の恵みと生き物たちとの共生を肌で感じられる、本当に貴重な体験となりました。

2025年度参加者募集中

自然菜園LifeStyleでは、なすのさんちのりんごオーナー制度への参加者を引き続き募集しています。1本の木を5口に分けることができるので、「1本は多すぎるかも…」という方も気軽にご参加いただけます。

安曇野の美しい自然の中で、りんごの成長を見守り、収穫の喜びを分かち合いませんか?

参加方法こちらのフォームからお申し込みください
お問い合わせ:shizensaien.lifestyle@gmail.com

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